横幅17ミリ、高さ8ミリ。日本の高度な素材と製造技術によって実現できた極めてシンプルで、高い強度を備えた壁用フックピン

Pli

横幅17ミリ、高さわずか8ミリ。日本の高度な工業素材と製造技術によって実現できた、極めてシンプルで、高い強度を備えた、しかし小さな小さな壁用フックピンです。

すでに「壁に刺した穴が目立たない」壁フックは各種発売されていますが、ピンの数が3本構成になっていたり、プラスチック製のパーツが必要だったり、さらにパーツが微細で設置が難しかったり。

まったく新しいフック型ピン「Pli」(プリ)は1つの重量が0.1グラム、そして耐荷重がなんと1キログラム。

精密・医療機器などにも広く使用されている、高強度のバネ用ステンレス鋼線を使用、これを「コの字型」に曲げる発想と高度な製造技術で実現しました。

フックとして使用している時は目立たず、その存在が消えてしまいそう。またその形状からお分かりのよう、画鋲や持ち手のあるピンとは異なり、床に落とした時にも、針が上を向いてしまいません。またステンレス素材のため錆びてしまうこともありませんから水回りでもお使いいただけます。

壁掛け時計を設置したり、カレンダーを壁に吊るしたり。微細なピンですから刺した穴も目立ちませんから、お正月飾りやクリスマスリースなど一時的なもののフックとして。鍵やハンガー、腕時計やアクセサリーの吊り下げ収納はもちろん、重量のあるベルトにも対応。2つ組み合わせてカードや郵便物の穂ホルダーにしたりと、さまざまな使い方のアイデアが広がるでしょう。

Quantity


3個セット

Supported Products


石膏ボード、ベニヤ板、コルク

Specifications


耐荷重 約1kg(1個)

Sizes


1個:約幅1.7×高さ0.8×厚さ0.08cm

Weight


1個:約0.1グラム

Material


高強度バネ用ステンレス鋼線

Country of Manufacture


日本製

Designer


Akasaki Vanhuyse(赤崎健太 アストリッド・ヴァンミュィーズ イギリス)



Notes


壁材により使用できない場合があります。目立たないところで試してからご使用ください。
壁に対して直角に刺してください。
鋭利な部分がありますので、取り扱いには十分注意してください。
幼児の手の届かない所に保管してください。






Product Guide


横幅17ミリ、高さ8ミリ。日本の高度な工業素材と製造技術によって実現できた、小さな小さな壁用フックピンです。



































How to Use


ご家庭のさまざまな場所で使え、また使用中は目立たず、存在を主張することのないフック型ピンです。





































Interview


デザイナー・インタビュー Akasaki Vanhuyseの赤崎健太さん、アストリッド・ヴァンミュィーズさんにうかがいました






ロンドンを拠点に建築家とデザイナーの2人によって2022年に設立されたデザインユニット。Matheson Whiteley、Marc Berthier/Eliumstudio、Nendoでそれぞれアシスタントとして学んだ建築とインダストリアルデザインの視点や知識・経験を掛け合わせ、スケールやジャンルに捉われないものづくりに挑戦することを心がけています。主な作品としてSoudure(Ligne Roset)、Float(London Festival of Architecture)、House in Lilleなど。

https://www.akasakivanhuyse.com




この製品をつくる、きっかけとなった出来事を教えてください


意外とスペースに空きのある壁の使い方を考えたことがきっかけになりました。

棚や額縁のような存在感のあるものではなく、飾るものがメインに見せられるように機能はあるけど目立たない、どんな部屋でも合わせやすい壁を楽しめるものがあったらいいなと思いました。









最終的な製品の形状やデザインが出来上がるまでに気をつけたことを教えてください


プロポーション・太さ・マテリアルに加えて、先端を壁に刺しやすい円錐形状に削ることをこだわりました。



この製品で使われている素材について、エピソードはありますか?


機械で作られたような均質さに、ごくわずかな不均質さが合わさることでクラフト感が生まれると考えています。

先端加工は直径0.8mmのステンレス線の先端2mmを一本一本手で削って作っています。非常に小さな針先ですがランダムではなくクラフトとして昇華させるための公差を実現する工夫が難しかったです。





AssistOnのお客様にメッセージをお願いします


壁の使い方を考えたことが「Pli」を作るキッカケとなりました。

棚や額縁のように存在感のあるものではなく、あくまで「飾るものが主役」となるように機能はあるけど目立たない、どんな部屋でも合わせやすいものを作りたいと思いました。

「Pli」は1個でウォールフック、複数でアートフレームというように工夫次第で機能に幅のある「道具」です。どう使うか模索する中でデザインの楽しさを感じてもらえたら嬉しいです。






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