肉料理はジューシー、野菜はパリッと、食材の美味しさをしっかり引き出す。作ると食べるを一緒に。ミニマルな鉄フライパン。

フライパン「JIU(ジュウ)」

例えば忙しい朝に、ベーコンエッグをひとりぶん作って出来上がったプレートをそのまま食卓に運び、美味しくいただく。そして洗い物ものは最小限で、素早く片付けることができる。

炒め物やお好み焼き、卵料理、焼きそばなども手早く作って、出来上がったら素早くテーブルへ。そしてアツアツのままでみんなで取り分けていただく。

そんなふうに家庭料理を「つくる」ことと「食べる」ことをひとつにすることで、手早く合理的に洗い物も少なく、けれど出来上がりは美味しく。そんな新しい「つくる」と「食べる」を提案する新しい調理の道具、「JIU(ジュウ)」。

70年以上に渡って大阪・八尾市でひとつひとつ手作りの高度な技術で鉄製フライパンを作ってきた藤田金属が作りました。自由に着脱できる木製ハンドルを備えたデザインは新しくても、高度な技術が作り出す厚手の鉄製フライパンだから引き出すことができる、お肉の美味しさ、野菜の美味しさ。独自の「ハードテンパー加工」を施すことで、料理が焦げ付きづらく、使った後の管理も簡単にしました。






「JIU(ジュウ)」の最大の特徴は「最高品質の鉄フライパンである」ということ。厚さは1.6ミリと厚手のため、フライパン自体が熱を蓄えることができる。つまり食材にしっかりと熱が伝わる。だから、お肉料理ならとてもジューシーに、野菜はパリッと、揚げ物やパンを温めても外はサクっと、中はフワフワに仕上げてくれます。プロの料理人が鉄フライパンにこだわる理由はここにあります。

これまで鉄フライパンは焦げ付きやすい、お手入れがたいへんと考えられていましたが、この「JIU」では独自の焼き付け加工でこれらの問題を解決。テフロン加工のフライパンは加工が剥がれるから数年ごとに買い替えを繰り返す。しかし「JIU」は長く使え、使うほどにますます油が馴染んでくれる。育ってくれるフライパンです。

さらに新開発のスライド式のハンドルを装備。料理中は取り外して調理の邪魔をしない。サッと取り付けることで料理をサポートしたり、テーブルへ移動したり。フライパン本体は積み重ねてコンパクトに収納することも可能。本格的な鉄フライパンに、これまでになかった快適さ、使いやすさをプラスしました。





お皿のようなフライパン「JIU」。ハンドルを360度、自由な位置ですばやく固定することができるリム構造は、お料理を美しく見せてくれる「縁取り」のためのデザインでもあります。

一人暮らしで、これからお料理を初めてみようと思う方にも最適。そして仲間や家族が増えたらフライパン本体やフタなどアクセサリーを増やして、みんなの揃った楽しい食卓でお使いいただくことができる。これも長くお使いいただくことができる、「JIU」が本格的な「鉄フライパン」だからできること。
お肉や野菜の美味しさを弱火でしっかりと引き出してくれる「鉄フライパン」ならではのお料理ができる「JIU」を、お料理が大好きなあの方の贈り物に。ミニマルな形と使いやすさは、美味しい料理と楽しい食卓のため。デザインユニット、TENTがデザインした新しいテーブルの風景をつくる道具です。

一人暮らしで、これからお料理を初めてみようと思う方にも最適。そして仲間や家族が増えたらフライパン本体やフタなどアクセサリーを増やして、みんなの揃った楽しい食卓でお使いいただくことができる。これも長くお使いいただくことができる、「JIU」が本格的な「鉄フライパン」だからできること。

もちろんお肉や野菜の美味しさを弱火でしっかりと引き出してくれる「鉄フライパン」ならではのお料理ができる「JIU」を、お料理が大好きなあの方の贈り物に。ミニマルな形と使いやすさは、美味しい料理と楽しい食卓のため。デザインユニット、TENTがデザインした新しいテーブルの風景をつくる道具です。



Sizes


調理使用サイズ
Sサイズ:直径16cm
Mサイズ:直径20cm
M深鍋:直径20cm 深さ8cm
ハンドル:全長19×直径3.5cm

Weight


Sサイズ:約560グラム
Mサイズ:約780グラム
M深鍋:約875グラム
ハンドル:約195グラム

Material


本体:1.6mm黒革鋼板(ハードテンパー加工)
ハンドル:天然木(ビーチ、ウォールナット)

*片手で着脱ができる独自方式の外せるハンドル(特許出願中)

Country of Manufacture


日本製
本体:大阪府八尾市
ハンドル:山形県天童市

Manufacturer


藤田金属(大阪府八尾市)

Designer


TENT

Award


Red Dot Design Award受賞(2021年)



Supported Products


電磁調理器(IH調理器)対応
オーブンでの利用対応

電子レンジにそのまま入れることはできません




Product Guide


使用後は温かいうちに洗剤を付けずに洗って、その後必ず水気を飛ばしてください。

弱火でじっくり調理するのがコツです。中火・強火で使用する時には必ずハンドルを外してください。また鍋を何度もゆすって利用する調理はお控えください。






























How to Use


フライパン「JIU」は新しい食卓の風景を作ります。













新しい形のフライパン「JIU(ジュウ)」。慌ただしい朝でも、朝食は抜かず、けれど朝食を作る手間と片付ける手間、洗う手間を最小限にしてくれる。家族や人が集まった時は、ちょっと何かお料理を作ってみようか、美味しいのができるかな、そんな語らいができる。ワンプレートだけつくって、出来上がった熱々のお料理を運んで、みんなでシェアできる。

「ていねいな暮らし」を実現することはなかなかたいへんですが、良い道具、使いやすい道具を使うことで、一人でも、みんなが揃った場所でも手早くお料理を作る、食べる、そして手早く片付けることができる。もちろん、食材の味を引き出して、美味しくつくることができる。そんな新しいキッチンの道具を目指して作られたのがこの「JIU」。

本体の素材は本格的な料理作り、料理人たちに使われてきた、最高品質の鉄製フライパン。テフロン加工などが施されたアルミ製フライパンが使われることが増えた現在ですが、素材の味をしっかり引き出すためには、鉄製フライパンの存在が欠かせません。その点に妥協することなく、高度な焼き付け加工処理を施すことで、食材がこびり付きづらく、洗いやすく。もちろんテフロン加工のもののように数年で加工が剥がれることも、買い替えを繰り返す必要もありません。長く使うことでますます油が馴染んで使いやすくなる鉄フライパン「JIU」。







そんな本格的な「鉄」素材を使いながら、無垢の木製ハンドルを着脱可能にしたことで、テーブルに運んで熱々のまま料理を囲むことができる。朝ならベーコンエッグをそのままワンプレートで作ってテーブルに運び、そのままいただく。パンケーキや卵料理、さらには焼きそばやお好み焼きもワンプレートなら手早く作ってテーブルに運んでいただく。一度に大量につくるのではなく、少量ずつ一人ぶんだけつくる、出来たてをすぐにいただく。もちろん食事の後の憂鬱な洗い物も最小限に。ハンドルを取り外すことでフライパンは小型になりますから、とても洗いやすくなり、さらにコンパクトに収納ができる。そんなたくさんのメリットが生まれました。

もちろんオーブンにそのまま入れたり、アウトドアに持っていって使う。さらに360度どの角度にでも簡単にスライドさせるだけで自由にハンドルが取り付け・取り外しができる新機構のハンドル機構を備えたことで、お料理の途中にハンドルが邪魔してしまうこともありません。







本格的な鉄フライパン「JIU」に強火は必要ありません。弱火を使って、しっかり食材に熱を伝えて、美味しさを引き出すことができる。「JIU」の壁面は1.6ミリという厚さを備えています。そのためフライパン本体が熱を蓄えることができるため、食材にしっかりと熱が伝わる。だから、お肉料理はよりジューシーに。野菜はパリッと仕上げてくれます。

ぜひお試しいただきたいのは、惣菜売り場の揚げ物やコロッケの温め直し。電子レンジを使うとどうしてもベトベトになり、柔らくなってしまって残念な仕上がりに。けれど「JIU」を弱火にして温め直せば、外はサクっと、中はフワフワに仕上げてくれます。パンの温め直しにもお試しください。














出来上がった料理がちゃんと美味しく見える。「JIU」はお料理の背景になって引き立つよう、斜めから、そして上から眺めた様子が綺麗になるように配慮した形状です。黒いリブがお料理の様子を引き締めて、縁取りになってくれる。ぜひ出来上がったお料理は記録として、そしてSNSでシェアをしてお友達に見せてあげてください。そしてあなたが料理を重ねて使い込んでいただくことで、この鉄色の黒いリブは、より引き締まり、どんどん美しい黒色に変化してゆきます。

「JIU」の料理はすでにInstagramで皆さんがシェアしていますので、ぜひ「#JIU10」をつけてあなたも「JIU」の仲間に加わってください。

https://www.instagram.com/explore/tags/jiu10/

















How to Use


片手で着脱できて、自由に使える独自開発のスライド式ハンドルを装備しています。










鉄製のしっかりとしたフライパンなのに、木製のハンドルの着脱ができる。そしてそのまま食卓に運んで熱々の料理をいただく。ひとりひとりのプレートとして使うことができる、ちょっと不思議なフライパン「JIU」。これを実現するために考えられたのが、新開発のスライド式ハンドル。

外見は素朴な木製の無垢のハンドルですが、内部には金属製のしっかりとしたフレームが内蔵されていて、片手で着脱が可能。軽くスライドするだけで素早く固定し、さらにリリースすることができます。お料理の最中に本体をサポートしたいときに固定したり、出来上がったお料理を食卓に運んだり。さらにテーブルの上に移動したら、素早いハンドルの取り外しも片手で行うことができます。








ハンドルは「JIU」の周囲のリム部分、360度どの位置にも固定することが可能ですから、ハンドルを固定するためにフライパン全体を移動し直したり方向を向け直したりという作業は一切不要。ハンドルは上下に稼働しますから指で軽くスライドするだけ、軽い力で操作できます。

フライパンを移動する時だけではなく、調理中にハンドルが邪魔になる時は素早く取り外してやるだけ。「JIU」はリムにハンドルを固定する方法を取ることによって、料理中の食材とハンドルが接触してしまうこともありません。これまでハンドルの着脱ができるフライパンや鍋でわずらわしかったこの問題もこの「JIU」なら発生することなく、快適にお料理の作業ができます。

またこのハンドルは2つに分割して中を洗うこともできますので、もし汚れてしまったときにもいつも清潔に保つことができます。























このスライド式ハンドルの素材は、天然の木の素材を無垢のままで使用しています。手触りがたいへん良く、さらにしっかりと握ってお使いいただけるようにサイズと直径を調整しています。必要に応じて油を少し塗ったキッチンペーパーなどで拭いてお手入れをしていただくと良いでしょう。

木の素材は明るめなビーチ(ブナ材)とダークなウォルナット(クルミ材)の2種類からお選びいただけるようにしました。キッチンの雰囲気やお使いのテーブルクロスなどとの組み合わせ、そしてお好み
に合わせてお選びください。

ハンドルは本体セットには1つ付属していますから複数のプレートでシェアしていただくか、さらに追加パーツとしてハンドル単体でもお買い求めいただくことができます。

















Material


長く使える、美味しくつくれる、お手入れも簡単。「鉄フライパン」の良さを活かした製品です。









フライパン「JIU(ジュウ)」の最大の特徴は。最高品質の鉄フライパンである、ということ。お皿のような外見ですが、その品質は高級鉄フライパンと同じスペックを備えています。厚さは1.6ミリ。厚手の鉄製フライパンは、フライパン自体が熱を蓄えることができるため、食材にしっかりと熱が伝わる。だから、お肉料理ならとてもジューシーに、野菜はパリッと、揚げ物やパンを温めても外はサクっと、中はフワフワに仕上げてくれます。

さらにこの「JIU」は独自の焼き付け加工である「ハードテンパー加工」を施すことによって、使い始めの油ならしが不要。料理が焦げ付きにくく、使った後もサビにくく、手軽に美味しいお料理ができるフライパンです。

もちろん現在は一般的になった表面のテフロン加工などの表面仕上げをしていませんから、使ううちに数年で加工が剥がれてしまったり、特別な調理器具を使って剥がれを心配する必要もありません。むしろ使い込むことでより油が本体に馴染み、しっかり長く使い続けることができます。これまでテフロン加工のフライパンや鍋しか使ったことの無かった方にもぜひお試しいただきたい、高品質の鉄製フライパンがこの「JIU」はです。







上の写真、左側は半年の間、使い込んだもの。右側は新品の製品です。「JIU」はひとつひとつが職人による手作業で丁寧に作られたもの。製造工程上、金属の色味もひとつひとつが異なる「揺らぎ」を持っていることがその証です。そして使うごとにこのように油が鉄の表面に馴染んで定着し、より黒く色づいてくる。品質の良い鉄のフライパンはこのように、長くきちんと付き合うことで、より使いやすい状態に変化してゆきます。

そして調理中は火を強くし過ぎずに、弱火のままでじっくり焼き上げること。「JIU」はしっかりとした鉄製で厚みがありますから、本体がしっかりと熱を蓄えてくれ、弱火でも食材にしっかりと熱を運びます。さらに全体に均一に熱を届けることもできますから、必ず「弱火」で。お肉も野菜も、焼きそばやチャーハンを作るときも、パリパリの「美味しい焦げ目」を作ることができるのは、じっくり弱火で調理をすることがポイントです。







お手入れのポイントは上に書いたように、せっかく表面に染み込んだ油を取り去ってしまわないこと。そのため、洗剤をつけて洗わないことをお勧めします。本体は暖かいうちにパームタワシやササラ等で洗剤をつけずにお湯で洗ってください。 そして洗浄が終わったら加熱して表面に残った水分を飛ばす。これによってサビの発生を防ぎます。

もししつこいコゲがついてしまってブラシで擦ってもなかなか取れない時には、水を入れて沸騰させてから焦げ擦り落とすのが良い方法です。また、使い始めてできるだけ早く油を馴染ませたい方は、洗い終わった後に油を薄くしき、少し油煙が出る程度まで加熱してやる、という作業を繰り返すことで定着を早め、より黒くて美しい表面に育ってくれます。日常的な使い方を繰り返すことでこの作業は通常は必要ありませんが、急いで黒く育てたい方はこの作業をやってみてください。このような手を加えて育てる、そして長くお使いいただけることは、品質の良い鉄製フライパンを使うこと、ならではの楽しみです。














How to Use


「JIU(ジュウ)」はIH(電磁調理器)でもご利用いただくことができます。









「JIU」はIH、電磁調理器でもご利用いただくことができます。ご利用いただく時は以下のポイントに沿ってお願いします。

まずスイッチを入れる前にフライパン「JIU」の底全体が隠れるくらいの少し多めの油を入れます。 続いて火力を「弱」からスタートして2分ほど熱し、その後調理にあった火力に調整し、余計な油はオイルポットに戻します。

その後、適量の油を入れ、調理物に適した火力に設定して料理を始めてください。中火以下で十分です。







Product Guide


2つのサイズのフライパン、そして一般的なお鍋としても使える深鍋の3種類のサイズを用意しています。










フライパン「JIU」のサイズは2種類。お料理をする面性が直径16センチのものが「Sサイズ」。一人暮らしの方や、1プレートひとつをそのままで食卓に運んでいただく場合、たいへん扱いやすい大きさがこのサイズです。例えば朝の食卓でベーコンエッグを作っていただくときも、一人ぶんだけ作ってテーブルに移動。さらに食事が終わった後はサッと洗う。サイズが小さいため洗浄もラクですし、もちろんこれまでお皿とフライパン、2つの洗い物があったのが、これひとつ。忙しい朝にはたいへん嬉しいこと。

「Mサイズ」は直径20センチの料理面のサイズ。二人で料理をシェアする時なら、出来上がった「JIU」をそのままテーブルに運んで、プレートに取り分ければお料理は熱々のまま。餃子を作ったり、中華料理などをまとめて作ったりする時などもこちらのサイズをお選びいただくと良いでしょう。







そしてさらに「Mサイズ」と同じ直径で、さらに底面を8センチまで深くした「M深鍋」。これは焼き物を中心としたフライパンの使い方だけではなく、天ぷらなどの揚げ物料理や、すき焼き、鍋物など、マルチに対応できるバリエーションです。もちろんオプションの「フタMサイズ」を使ってお湯を沸かしたり、茹でものやカレー、シチュー料理にも対応できるマルチなサイズ。もちろん本体は「JIU」と同じ鉄製なので、中華料理などの炒め物にも最適です。

またSサイズ、Mサイズはそれぞれお皿のように積み重ねて収納できますから、置き場所も占有しません。M深鍋の上にMサイズのフライパンを重ねることも可能。お料理ごとに使用するサイズを組み合わせてお使いいただければ、さらに可能性と楽しさが広がるフライパン「JIU」です。














Product Guide


専用のフタとテーブルに運んでそのままお食事ができる専用コースター。豊富なアクセサリーを揃えています。









フライパン「JIU」はオリジナルのフタも用意しています。SサイズとMサイズ、それぞれに対応した専用のフタはハンドルを離脱させてしっかりフタすることができる構造。M深鍋とMサイズの蓋を組み合わせれば、鉄鍋としてご利用いただくことも可能です。

フタのつまみ部分はハンドルと同じ無垢の木製素材を使用し、同じように2種類用意していますので、ハンドルの素材に合わせてお選びください。














フライパン「JIU」をお使いの方にはぜひ一緒にご利用いただきたい、「JIU」のためにデザインされた鍋敷きです。

厚さが1センチのしっかりとした鍋敷きで、テーブルの上に「JIU」を運んだり、そのままお食事をしていただくのに最適な鍋敷きです。

さらに中央部分を分離させてコースター にもなる構造のため、これひとつでさまざまな使い方が可能。収納するときもたいへんコンパクトです。








Product Guide


フライパン「JIU」は大阪・八尾市の高度な技術を持った工場でひとつひとつ、丁寧に作られています。











フライパン「JIU」を作っているのは、藤田金属。大阪の八尾市で70年以上に渡って金属製品の製造に携わってきました。フライパンやタンブラー、急須などのキッチン用品はもちろん、アルミ製の風呂桶など、私たちの生活に欠かす事のできない鉄やアルミ製の日用品を製造しています。この「JIU」も長年の経験から裏打ちされた高度な金属加工の技術を使い、ひとつひとつ丁寧に作られています。







まず平らな金属板を巨大な機械で打ち抜き、打ち抜いた板をプレス加工機にセットし、上下から強い力で挟み込むようにして、フライパンのおおよその形状を作ります。

続いての作業が「ヘラしぼり」の工程で(下の写真)、ヘラ絞り機にセットされた金属が高速回転し、そこにヘラをゆっくりと押し付けることで金属の板が伸ばされてフライパンの形状が出来上がっていきます。














ヘラ絞りで形が完成したら、藤田金属独自の「ハードテンパー加工」という焼き入れを行ます。 この独自の焼き付け加工を施しているため、「JIU」は使い始めの「油ならし」が不要。「JIU」が焦げ付きにくく、サビにくく、手軽に美味しく調理できる鉄フライパンである理由です。

また日本国内の金属メーカーの多くは製品の原型である「金型」の製造と「加工」を別々の工場で行いますが、藤田金属ではどちらも自社で製造ができる、ということが大きな特徴です。これによって新しい製品を作るときに大切な「試作」の工程を納得いくまで繰り返すことができるため、その卓越した技術を発揮し、「JIU」のようなこれまでにない製品を作り出すことを可能にしています。

1951年の創業以来、ひたすら鉄フライパンを作り続けた確かな技術と、家族で営む小さな工場ならではの試行錯誤できる環境の備わった藤田金属から、この「JIU」は作られました。














そしてハンドルを作っているのは、山形県天童市の工場。この天然の木の素材が持つ豊かな質感を活かしたハンドルは、無垢の木材を削り出して作られます。フライパンと同じように使うほどにさらに味わいが増してくるこのハンドルは明るめなビーチ(ブナ材)とダークなウォルナット(クルミ材)の2種類からお選びいただくことができます。









Special


最初にお買い求めいただく基本セットです。フライパンのサイズは2種類、ハンドルの木材はそれぞれ2種類からお選びください。









本体&ハンドルセット Sサイズ

最初にお買い求めいただきたい基本セットです。

Quantity


フライパン:1つ
: Sサイズ(直径20cm)

ハンドル:どちらか1つ
:ビーチ(写真・上)
:ウォルナット(写真・下)







本体&ハンドルセット Mサイズ

Quantity


フライパン:1つ
: Mサイズ(直径16cm)











Options







フライパン単品 Sサイズ





フライパン単品 Mサイズ





フライパン単品 Mサイズ深鍋











フタ Sサイズ

Sサイズのフライパンにご利用いただける専用のフタです。持ち手がビーチ(下の写真・左)とウォルナット(右)材の2つを用意していますので、ハンドルの素材に合わせてお選びいただくことができます。

フタ本体は耐熱シリコン塗装を表面と裏面ともに施しています。お手入れは洗剤いただくことができます。

Supported Products


フライパンSサイズ(直径16cm)専用



Weight


約400グラム








持ち手のみ

フライパン「10(ジュウ)」シリーズのSサイズ、MサイズおよびMサイズ深鍋に取り付けてご利用いただけるハンドルです。セット内容のものと同じですが、追加用としてご利用としてご利用いただくことができます。

ハンドルの素材はビーチ(上の写真・左)とウォルナット(右)の2種類からお選びいただくことができます。

Supported Products


フライパン「10(ジュウ)」シリーズのすべてのフライパンに取り付け可能


*セット内容のものと同じです




鍋敷き&コースター

フライパン「JIU」をお使いの方にはぜひ一緒にご利用いただきたい、「JIU」のためにデザインされた鍋敷きです。

厚さが1センチのしっかりとした鍋敷きで、テーブルの上に「JIU」を運んだり、そのままお食事をしていただくのに最適な鍋敷きです。

さらに中央部分を分離させてコースター にもなる構造のため、これひとつでさまざまな使い方が可能。収納するときもたいへんコンパクトです。

Sizes


約直径17cm×高さ1cm

Material


フェルト製









Interview


デザイナー・インタビュー TENT(治田将之・青木亮作・竹下健)にうかがいました











TENTは2011年に治田将之と青木亮作の2人によって結成され活動を開始したクリエイティブユニットです。 高層ビルのような固定された強さではなく、テントのように自由で風通しの良い強さを目指して、創作活動を行っています。

青木亮作:写真左
オリンパスイメージング株式会社、ソニー株式会社にて録音機器やカメラ、PCおよび周辺機器のプロダクトデザインをはじめ商品戦略や企画を行う。

治田将之:写真中央
デザイン事務所、生活雑貨メーカー勤務を経て、フリーランスとして家電機器、インテリア用品を中心にプロダクト、パッケージ、カタログまで多岐にわたるデザインを手がける。

竹下健:写真右
2017年にTENTに加入。
プロダクトデザインをはじめ、パッケージ、Web、展示ブースなどの空間デザインも行っている。





この製品をつくる、きっかけとなった出来事を教えてください


当時、ある製品の試作の依頼先工場であった藤田金属さんから、藤田金属の自社商品である鉄製フライパンの全く新しいデザインを依頼されたことがきっかけです。



最終的な製品の形状やデザインが出来上がるまでに気をつけたことを教えてください


最初の打ち合わせで雑談した時点で「取っ手がはずれるフライパン」という方向性は定まっていたのですが、そのような製品はすでに何種類も世の中に存在していることと、藤田金属の工場でできる素材や加工方法を最大限に活かした形で具現化するために、突破口が見つからない日々が続きました。

ある時「なぜフライパンは、シェフ向けや主婦向けばかりなんだろう」という疑問が浮かび「誰かのために料理する」のではなく「自分で作って自分で食べる」ためのフライパンという切り口に気づき、目標が定まりました。

樹脂や複雑な機構を用いず、金属部品のみで取っ手の付け外しを可能にするシンプルな構造について検討していく中で、フライパン部分に、取っ手取り付けのためのリブを設けるアイデアに到りました。さらにそこから「リブがあるとお皿みたいに見える」ユニークさを発見、取っ手を外せばお皿になるフライパン「JIU(ジュウ)」のコンセプトが誕生しました。





この製品で使われている素材について、エピソードはありますか?


フライパン部分には、日本製の黒皮鋼板を使用、大阪の藤田金属で加工した上で、700度の高温で焼き付けし、オリーブオイルを染み込ませるという独自の「ハードテンパー加工」を施しています。そのため、鉄フライパンにも関わらず、開封してすぐに使うことができます。

持ち手部分は、山形県の天童市にある、将棋の駒の工場にて加工、無垢の木を暖かく精密なカーブへと、一点一点削り出しています。また、持ち手内部には厚手の金属部品とネジのみを用いたシンプルな要素だけで、独自のスライド機構を実現。簡単に分解できるため、掃除などのお手入れがしやすくなっています。

鉄フライパンも、木の持ち手も。全ての部材で、素材の持ち味をそのまま生かしました。食用油を塗りこむことで、使えば使うほど油が馴染み、自分だけの愛着の湧く道具へと育てていくことができます。



AssistOnのお客様にメッセージをお願いします


こだわりの調理道具と聞くと、料理好きだけのものに思えるかもしれません。でも実は、鉄フライパンの一番の利点は「何もこだわらなくても、弱火で焼くだけですごく美味しくなる」こと。

スーパーで買ってきたパン、出来合いのコロッケや唐揚げを、弱火で焼いてみてください。外はサクッと中はフワフワ。きっと美味しさに驚くはずです。他にも、ベーコンエッグはもちろん、ただ野菜を焼いて塩とオリーブオイルをふるだけでも、野菜の持ち味が最大限に活かされた、大満足の食事ができあがります。

美味しくて、洗い物も減らせるフライパン「JIU」。料理がお好きな方だけでなく、苦手な方にもおすすめです。プレゼントにもぜひどうぞ。












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