ページの無い、一冊の本。あなたの一番のお気に入りの本のためにつくられました。それは透明で不思議な、一冊の本。
Book on Book
何も書かれていない、透明な本です。透き通って、とても綺麗な、一冊の本。いつもは開いたあなたのお気に入りの一冊の上に居ます。読書が始まれば、その本の上に重ねて、あなたと一緒に読書のお供をする。
「Book on Book」は本が大好きなあなたのためにつくられました。デザインをしたのは治田将之と青木亮作のクリエイティブユニット、TENT(テント)。構想より完成まで7年。高度な技術を持った静岡県のアクリル加工の専門工房 Vathtel(ヴァステル)と出会って完成させることができた、これまでに無かった、手作りの美しい一冊の本です。
この「Book on Book」はハードカバーの小説やノンフィクションの読み物の他、文庫本、新書本、大型本など、さまざまなサイズの本でご利用いただくことができます。
食事中ですら片時も中断したくない読書に。ずっとずっと眺め続けていたい、そして開いたままにして部屋の風景にしてしまいたい写真を見つけた時。そして、くりかえし繰り返し、身体と一体になるほどに心に刻み付けておきたい詩歌に出会った時に。「Book on Book」を役に立ててください。
参考図書を確認しながら、執筆や編集の作業をされる場合にも。記念のアルバムのあの写真のページに重ねて。レシピ本やガイドブックの上に重ねれば作業で本を汚すこともありません。この「Book on Book」は書斎を、リビングを、キッチンを、本の行くところ移動してゆきます。
従来のような本の側面に載せる重りやページハサミの場合だと、机上で場所を多く取ったり、本を傷めたり。ページを捲るごとにオモリを移動させたり、と手間もかかりました。この「Book on Book」ならページを開いて載せるだけ。視覚を妨げることもなく、開いたページを閲覧することができます。
「Book on Book」は本が大好きなあなたのためにつくられました。デザインをしたのは治田将之と青木亮作のクリエイティブユニット、TENT(テント)。構想より完成まで7年。高度な技術を持った静岡県のアクリル加工の専門工房 Vathtel(ヴァステル)と出会って完成させることができた、これまでに無かった、手作りの美しい一冊の本です。
この「Book on Book」はハードカバーの小説やノンフィクションの読み物の他、文庫本、新書本、大型本など、さまざまなサイズの本でご利用いただくことができます。
食事中ですら片時も中断したくない読書に。ずっとずっと眺め続けていたい、そして開いたままにして部屋の風景にしてしまいたい写真を見つけた時。そして、くりかえし繰り返し、身体と一体になるほどに心に刻み付けておきたい詩歌に出会った時に。「Book on Book」を役に立ててください。
参考図書を確認しながら、執筆や編集の作業をされる場合にも。記念のアルバムのあの写真のページに重ねて。レシピ本やガイドブックの上に重ねれば作業で本を汚すこともありません。この「Book on Book」は書斎を、リビングを、キッチンを、本の行くところ移動してゆきます。
従来のような本の側面に載せる重りやページハサミの場合だと、机上で場所を多く取ったり、本を傷めたり。ページを捲るごとにオモリを移動させたり、と手間もかかりました。この「Book on Book」ならページを開いて載せるだけ。視覚を妨げることもなく、開いたページを閲覧することができます。
Material材質
無垢のアクリル板を1枚1枚、手作業で加工した製品です
この「Book on Book」は、美しい透明なアクリル板1枚1枚に手作業による加工を施して、この形状に製作しています。綺麗な曲面、そして側面の仕上り。ハンドメイドによる製作のため、実は1点1点がほんの少しずつ個性を持っています。ページの無い、透明な一冊の本。ぜひ実際に手に取ってお確かめください。
いつも美しい透明な表面の輝きを保っていただくため、「Book on Book」を固いもので擦ったり、強い衝撃を与えることはやめてください。表面についた指紋や汚れのお掃除は、眼鏡専用のお掃除クロスをご利用いただくことをおすすめします。
Product Guideプロダクトガイド
読み物やレシピ本、図鑑、写真集など、いろいろな本でご利用ください
この「Book on Book」はハードカバーの小説やノンフィクションの読み物の他、文庫本、新書本、大型本など、さまざまなサイズの本でご利用ください。
小型の本ならそのままページの上から載せて、大型本やページの厚い本の場合はしっかりと開いた上から置きます。
従来のような本の側面に載せる重りやページハサミの場合だと、机上で場所を多く取ったり、本を傷めたり。ページを捲るごとにオモリを移動させたり、と手間もかかりました。この「Book on Book」ならページを開いて載せるだけ。視覚を妨げることもなく、開いたページを閲覧することができます。
食事中ですら片時も中断したくない読書にも。ずっとずっと眺め続けていたい、そして開いたままにして部屋の風景にしてしまいたい写真を見つけた時。そして、くりかえし繰り返し、身体と一体になるほどに心に刻み付けておきたい詩歌に出会った時に。「Book on Book」を役に立ててください。
参考図書を確認しながら、執筆や編集の作業をされる場合にも。記念のアルバムのあの写真のページに重ねて。机の上やサイドボードの上に飾っておきたい図鑑や写真集に。ご家族と情報共有したい雑誌のあのページの上から。レシピ本やガイドブックの上に重ねれば作業で本を汚すこともありません。書斎を、リビングを、キッチンを、本の好きなあなたの行くところ、「Book on Book」は移動してゆきます。
あなたなら、「Book on Book」をどのように使いますか?
Packageパッケージ
本が大好きなあの方への贈り物に
本の大好きなあの方へ。たくさんの画集や写真集をお持ちの方。そして編集や執筆に関わっておられる方。そんな、本がいつも手元にあるあの方への贈り物として、「Book on Book」は最適です。
帯を取り、紙製の化粧箱を開くと、透明な「Book on Book」の本体の下から、「まえがき」として製品の使い方が記した解説が読める構造になっています。
パッケージサイズ:22.8×21.5×4cm 紙製パッケージ 日本語解説書つき
Interviewインタビュー
デザイナー・インタビュー TENT(治田将之・青木亮作・竹下健)にうかがいました
TENTは2011年に治田将之と青木亮作の2人によって結成され活動を開始したクリエイティブユニットです。 高層ビルのような固定された強さではなく、テントのように自由で風通しの良い強さを目指して、創作活動を行っています。
青木亮作:写真左
オリンパスイメージング株式会社、ソニー株式会社にて録音機器やカメラ、PCおよび周辺機器のプロダクトデザインをはじめ商品戦略や企画を行う。
治田将之:写真中央
デザイン事務所、生活雑貨メーカー勤務を経て、フリーランスとして家電機器、インテリア用品を中心にプロダクト、パッケージ、カタログまで多岐にわたるデザインを手がける。
竹下健:写真右
2017年にTENTに加入。
プロダクトデザインをはじめ、パッケージ、Web、展示ブースなどの空間デザインも行っている。
この製品をつくる、きっかけとなった出来事を教えてください
TENTの青木は、片時も離さず読み進めたいくらい、村上春樹さんの小説を読みふけっていた時期があったのですが、ごはんを食べている時やお茶をしているときなど、両手が使えない状態でも本を読み進めたくて、財布や携帯電話を使って本を押さえていたんです。
しかしこれでは、使いづらい上にせっかくの小説の世界観が台無しになってしまいました。この問題をなんとかしたいと考えたのがきっかけです。
最終的な製品の形状やデザインが出来上がるまでに気をつけたことを教えてください
本というものは紙が束になっただけのものではありません。グラフィックや写真や文章などが絶妙に編集された結果、独自の世界観を持つ1つのプロダクトとして成立しています。
世の中には洗濯バサミタイプや書見台タイプなどの様々な「本を開くための道具」が存在していましたが、それらはあまりにも道具っぽさが強すぎて、本が持っている世界観を壊してしまうのが残念でした。
本が持つ世界観を引き立てるためのものが作りたいと考えた結果、辿り着いたのが「透明な本」という形状でした。
この製品で使われている素材について、エピソードはありますか?
当初から肉厚なアクリルで試作をつくっていたのですが、それを商品化するためには7年もかかりました。
型を使って量産すると、どこかにバリの線が出てしまったり、表面の透明度が高くならないという問題があります。それらを解決するために磨きの行程を入れれば、莫大なコストがかかってしまい、とんでもなく高価な商品になってしまいます。
悩みに悩んでいた頃、静岡のアクリル工場Vathtelさんの新しい生産方法の提案がありました。ハンドメイドの高い技術力によって、現実的な価格での生産が可能になりました。
AssistOnのお客様にメッセージをお願いします
テレビやSNSなどを見るのについ時間を使いがちな今日この頃なのですが、先日、大好きな本と、お茶とお菓子を手元に置いてゆっくりと1冊の本だけに集中してみたところ、思いのほか贅沢な気分が味わえました。
そんな贅沢な時間をより味わうために、「Book on Book」を役立てて頂けると嬉しいです。本好きな方への贈り物にもぜひお勧めです。
これは2008年に製作された試作品。一番最初の試作は2006年のことで、彼の手元にあった新書本をそのままトレースして、3Dプリンターで造形、これを2日かかって紙ヤスリで研磨して仕上げたものだった。この2008年の試作ではシリコン型を製作し、エポキシ樹脂で成形している。
型を何度も作り直して、なんとか形になったものの、シリコン型のため表面が少し曇った感じになってしまう。そのためひとつひとつ手作業で磨き上げる必要があり、磨き上げの時間だけで4時間必要だった。さらに樹脂の混合や温度の調整が極めて難しく、またコストも高いため、この方法では量産化することはできなかった。その後、数々のアクリル工場やガラス工場、モックメーカー、ガラス作家などに製品化に向けた見積もり依頼をするものの、1個に数万円かかるという回答しか得られず、数年間の停滞期を迎える。
状況が一気に好転したのは、2012年。同年5月に発足した静岡のアクリル加工の専門工房、Vathtel(ヴァステル)が製作した試作品。有名メーカーで修行を積み、経験と非常に高い技術力を持つスタッフが高い精度をもった美しい試作品を完成させた。
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